ミラノで毎年行われる家具見本市「ミラノサローネ」に行ってきました
世界的な不況の中、決して元気ではないインテリアの業界で
どのような盛り上がりを見せるのか興味がありましたが
行ってみるとお祭りを楽しむべくたくさんの人でにぎわっており
非常にエネルギーを感じました
華やかなビジネスの場であり、最新のデザインが発表される憧れの場ですが
その反面、毎年トレンドを作り出し、新しい製品がどんどん発表されていく陰で
使い古されていくデザインやプロダクトを見ているのも
少々つらい気持ちになります
無駄なものが売れない時代で苦戦を強いられるインテリア業界
消費者にはより賢い消費が求められ、
生産者はそのニーズに応えるプロダクトを作り続けなければならない
ファッション界のようなトレンド志向もそれはそれで楽しめるのだけど
やっぱり安心できる定番に行き着いちゃうのは年のせいかな〜
今回の展示で過去の名作にスポットを当てていたメーカーも多かった
無駄に新作を発表するよりもそれはそれでいいのかも...
ソットサス回顧展が市内で行われていました
ミラノの朝市
Naviglio運河で行われていた蚤の市
パリにも行きました
空はどこも一緒...と言いたいとこだけど
パリの青空は東京よりも青かった